本掲示板は震災直後の2011年4月、混乱時期に会員へ向けた情報の発信を目的として、設置しました。現在、その役割を終えているところですが、被災者支援の状況について広く情報を発信、共有することなどを中心に継続し、設置しております。
なお、現在、災害対策本部は設置されておらず、災害支援対策委員会が設置されており、災害支援に関する各種役割を担っております。(2015年3月)
6月17~21日第16回世界作業療法士連盟大会・第48回日本作業療法学会in横浜において、OT協会災害対策室はブースを
出展しました。東日本大震災におけるこれまでの災害支援活動をパネルや冊子、物品展示など様々な形で発信しました。
運営は、岩手・宮城・福島の東北3県士会とOT協会災害支援ボランティアスタッフにより行われました。17日には天皇皇后両陛下も
ご来場され、ブースを見て回られました。福島県士会から運営にご協力いただいた、根田英之さん(南東北新生病院)、
宗像暁美さん(太田西ノ内病院)、半谷智辰さん(会津医療センター)、今川雅代さん(県総合療育センター)、
清山真琴さん(ふくしま心のケアセンター)、藁谷裕葵さん(磐城共立病院)、大槻美佳さん(枡記念病院)、
冨岡真一さん(寿泉堂綜合病院)、五百川和明さん(東北福祉大学)、渡邉忠義さん(あさかホスピタル)、
岡本宏二さん(ふくしまをリハビリで元気にする会)、広渡一隆さん(老健 二ツ箭荘)、高野真一さん(郡山健康科学専門学校)、
塚田徹さん・長谷川敬一さん(竹田綜合病院)、ありがとうございました。※敬称略・順不同
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岩手・宮城・OT協会ボランティアメンバーとの記念写真。みなさんブース設営からお世話になりました。ありがとうございました。
モニターでは、3県士会の被害状況や災害支援活動に関する写真のスライドショーを会期中、繰り返し流しました。
巨大パネルはタイトル「忘れないために~東日本大震災から3年を経て~」として、3県の被害状況と3県の災害支援活動を時系列で英語にて掲載してあります。このパネルを縮小したA3版は、日本語版と英語版を無料配布しました。
県士会ののぼりも立てました。展示物・配布物はそれぞれ説明書きを添えて、福島県士会からは、ガイガーカウンター、福島県相談支援専門職チーム活動報告書、ふくしま心のケアセンターパンフレットを展示、「OTの知恵袋」200部、「冬の暮らし方」パンフレット90部を無料配布しました。ともに全てなくなり、「OTの知恵袋」は急遽100部ほどを追加で取り寄せましたが、それもなくなりました。好評をいただき、私もうれしく思います。編集委員会の皆様ありがとうございます。
東京都にある『うめだ・あけぼの学園』のOT酒井先生が南相馬に支援に来て下さいました.
浜通り北部の保育園2か所で,保育士さんらを対象に感覚統合の勉強会の講師を勤めて下さいました.
また,心のケアセンター南相馬駐在のOT清山のスーパーバイザーとして健診や園巡回などにも同行して下さり,
非常にモチベーションも上がる刺激的な日々となりました.
夜は呑みながら,悩みや愚痴も聞いて下さり,復興支援に携わっている者として疲労の蓄積が否めませんでしたが,
心が幾分か軽くなりました.
我々(筆者や市の職員,保育士ら)を労って下さるなど,さりげなく支援者支援も行って頂き,日々の活動をやってきて報われたり
認められた気分になれました.
酒井先生,本当にありがとうございました.
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投稿ありがとうございます。
また、うめだ・あけぼの学園の酒井先生には支援活動に入っていただき大変感謝です。
投稿の内容を拝読いたしますと、直接的な支援もさることながら、清山さんら支援者へのご支援をしていただいたようで、頭が下がります。本当にありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。
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やはり,男子OTは人気者ですね。
「今日は楽しかった。材料も安いし,夢中になっちゃうね。」とコメントされていた方もいらっしゃいました。
活動内容のマンネリ化,どうやって間を持たせるか?といった悩みが多いようでした。
新聞棒イラスト表や嚥下体操表もお渡ししました。
拡大コピーして壁に貼るだけで,体操枠は20分確保できますね(笑)。
最後に・・・開始1時間前の打ち合わせです。志気を高めます。
福島県社協さんのボラフェスに参加した,今回で2回目!のOTさんもいて万全の態勢で臨めました。
講義側のOTがこんなに学べて楽しめる研修会ってあるのだろうか?と思ってしまいますね・・・。
また地域の方と交流したい!作業療法を知って欲しい!とまたまた熱く思った一日でした。
投稿ありがとうございます。
また、出張出前講座ご苦労様でした。
県社協さんのボランティアフェスティバル、喜多方社協さんの講習会とどちらも盛況でなによりでした。
「OTの知恵袋」は、すべての支援活動にOTが行くことが難しいけれど、少しでもOTの知恵というかノウハウを現場の支援者の方々にお伝えして役立ててもらいたいというコンセプトで作成させていただきました。今回の受講を通じて県内のあらゆるところで、さまざまな「作業」が行われていくといいですね。
微力ながらこの小冊子の内容が被災者支援、地域支援に少しでも貢献できるといいと思っております。
今、福島では作業療法が流行っていますね。
通常業務を抱えながらの講座の準備やスタッフの調整など大変でしょうが、今後ともよろしくお願いします。
会期中は天候にも恵まれ、5000人以上が参加されました。
3県士会ブースの隣は、OT協会ブースです。
外国人との交流。盛り上がっていますね。
OT協会からは、OT協会誌3月号とその3県士会支援活動ページの英語版、巨大パネルのA3版(日本語・英語)を無料配布、OT協会災害支援活動報告書が展示されました。